【本社御祭神】
誉田別尊
(おんだわけのみこと:応仁天皇)
足仲哀津彦尊
(たらしなかつひこのみこと:仲哀天皇)
息長足姫尊
(おきながたらしひめのみこと:神功皇后)
応永年間(1394〜1428)、時の領主・泉氏の先祖が飯加佐山(現在の飯山城址公園である飯笠山)
に塁を築き、源氏の氏神である「八幡神」を勧請しました。
その後、弘治年間に入り、越後・上杉謙信公は信濃一円に勢力を伸ばしてきた甲斐・武田勢に
対抗し、その前線基地として「飯山城」を本格的に築城。
1579年、その「飯山城」大改築に伴い、「八幡宮」は今の有尾の現在地に移されたのです。
これが現在の飯笠山神社となりました。
以後、飯笠山神社は社司・小川伊与太郎の代から上杉謙信公を始め歴代飯山城主の
祈願所となり、飯山の総鎮主として君主庶民から厚く崇敬されてきました。
なお「飯山」の地名は現在の飯山城址公園である「飯笠山」から出たという説もあります。